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世界的な工業デザイナー奥山清行氏を起用
飛騨産業株式会社

飛騨・高山暮らしと家具の祭典 リポート

「SUGI」シリーズ 杉の柾目が美しい

「SUGI」シリーズ 杉の柾目が美しい

脚物家具のパイオニア、飛騨産業株式会社が、今回新作として発表したのは、来年1月発売の「SUGI」シリーズ。フェラーリや秋田新幹線のデザインなど、世界を股にかけて活躍する工業デザイナー、奥山清行氏をデザイナーに迎え、節のないスギ柾目材の味わいを存分に生かしたシリーズを展開。テーブルや椅子の、すっきりした三角形状の脚が特長で、パリの凱旋門がモチーフになっているという。奥山氏による、スギ材の贅沢な木目を生かしたシンプルなデザインは、話題性も充分。テーブルやチェアのほか、キャビネットやシェルフなどのアイテムも充実している。また、ブナを材種に、やわらかな曲線を生かした「BUNA」シリーズも発表、「SUGI」とともに、来春、家具業界に飛騨産業×奥山ワールドを繰り広げる。 

「BANA」シリーズ 得意の曲木を生かしたデザイン

「BANA」シリーズ 得意の曲木を生かしたデザイン

今秋発売の主力商品としては、日本デザイナー界の重鎮、川上元美氏を起用した「SEOTO」シリーズを発表。秀れたコッピング技術で実現した、木の温もりを存分に味わえるデザインは、製品のコンセプトに謳うせせらぎの 調べに憩う人々を 包む≠ゥのよう。材種はナラとウォールナットから選べる。飛騨の家具ならではのやさしい曲線を生かしつつ、定番的なフォルムから一歩抜け出した個性的なデザインは、飛騨産業の新たな挑戦とも言える。 

「SEOTO」シリーズ 川上元美氏のデザインが光る

「SEOTO」シリーズ 川上元美氏のデザインが光る

さて、今年の祭典のテーマは「再生」。もの作りの原点回帰という意味も込め、同社が重点商品としてアピールしたのは、1970年代に販売し人気を博した「CASCADA(カスケード)」シリーズの復刻版。発売当時は、縁側などの奥の間に置くようなコンパクトな家具だったが、再生にあたり、現代の生活スタイルに合わせ、椅子の座面の高さを65pに変更するなど、LD向けとしても使えるようにリ・デザインした。材種はヨーロピアンビーチ、ホワイトオークの2種。創業91年を数える飛騨産業の家具の変遷が辿れるような魅力ある製品に仕上がっている。

1970年代に販売した当時のカスケード

1970年代に販売した当時のカスケード

現代版「CASCADA(カスケード)」ライフスタイルにあわせ、リ・デザインした

現代版「CASCADA(カスケード)」ライフスタイルにあわせ、リ・デザインした

(2011/10/19)

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