WEB家具新聞−家具・インテリアのニュースと情報
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株式会社家具新聞社 |
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高品質の家具金物をドイツから世界へ
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マコー社長は1954年旧西ドイツの生まれ。学校卒業後、銀行勤務を経て、兵役に就く。兵隊としてパリのドイツ大使館に派遣されていた時に日本人の奥様に出会い、その後日本に渡った。日本ではドイツの州立銀行の証券会社で経理、総務本部長などを務め、16年間の勤務の後、2005年3月に経理部長としてヘティヒ・ジャパンに入社。2010年1月から同社社長に就任し、現在は社長と経理職を兼任している。 ヘティヒ・ジャパンの主な取引先は、システムキッチンメーカー、家具メーカー、家電メーカー、家具金物ディーラーなどである。世界でシェアを持つヘティヒから見ると、日本市場は非常に品質・ブランド意識が高く、高品質のものでないと買わないといった傾向が強いという。それは基準が厳しいということであるが、それゆえヘティヒ本社では「日本で売れれば世界で売れる」と認識されており、日本のマーケットは一つの指標ともなっている。 品質に厳しい日本市場での優位性として、同社の革新性を説明。ドイツ本社には大きな開発部署があり、既存製品の改良に取り組んだり、頻繁にモニタリングを行ってユーザーの要望を調査するなど、現状に甘んじることなく将来性の創造を追求している。さらに現時点から5年〜10年先のキッチンや家電、リビングなどの将来像を予測したロードマップを作成し、開発を進めているという。加えてヘティヒではフレッシュな才能を発見、育成するための一助として2年毎に世界中の学生を対象とした家具に関するデザインコンペも実施している。 また、日本ではここ数年でエコが盛んになっているが、ドイツでは数十年前からエコの意識が浸透しており、環境事情に即した家具に合う製品の開発も進んでいる。具体的には、リサイクル紙を使ったハニカム構造の板にはネジがきかないため、木工機械メーカーやボードメーカーなどと共同で開発に当たり、特殊技術を用いて金物を取り付けた家具が実用化されている。 マコー社長は「ミドルクラス以上の家具分野を中心に今後大幅に販路を拡大する」と日本市場においての自信をのぞかせる。ヘティヒ・ジャパンではこうした背景より、日本市場における大きな可能性や将来性を見出しているが、ブランド、製品ともにまだ十分に認知されていないことが、今後の課題だとしている。マコー社長は「ヘティヒのロゴを見たら質の良い家具だと認識され、それが購入の一因になるようにしたい」と、一般ユーザーまでヘティヒの高い品質が認知されることを目標としている。また、ヒンジやレールといった家具金物の性格上、キッチンでの適用が多いが、リビングやベッドルーム、騒音の苦情が出やすい集合住宅の玄関周りや洗面所など、あらゆる生活シーンに適応が可能な製品の幅広さを家具メーカーにも知らせたい、としている。 <2010年の新製品> 引き違い扉用金具「Topline(トップライン)110」
ダンパー内蔵の引き違い扉用金具。日本向けに開発されており、走行音がとにかく小さい点が特徴。食器棚によく使われており、小さな力で扉を開けることができるため女性にも使いやすい。ダンパーによるスムーズな動きと静かな走行音は、高級家具の条件としても欠かせない。下ガイドレール無しの仕様も選択でき、掃除がしやすく衛生的に使用できる。 ダンパー内蔵型蝶番「Sensys(ゼンシス)」
2008年、国際的に知名度の高いドイツのデザイン賞「レッド・ドット賞」を獲得。すっきりとしたデザインで目地が少なく、ハイエンドな家具に使われている。扉から手を離して35度という早い段階から、ソフトクロージング機能が作動。ダンパーを使用することで、軽快な動きが可能になった。 クアドロレール搭載引き出し「push to open(プッシュ・オープン)」
動きの滑らかなクアドロレールを搭載したプッシュ・オープンは、指で軽く押すだけで開き、ハンドルや手掛けのないフラットな引き出しのデザイントレンドに対応。押すと出る引き出しの出幅は、出すぎず引っ込みすぎない。使う人が「ちょうど良い」と感じる加減を徹底リサーチして設定している。
(2010/08/31) |
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