WEB家具新聞−家具・インテリアのニュースと情報
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株式会社家具新聞社 |
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和紙のあかりの展示会を開催
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清水氏のスタンドランプ「golden rain」 デザイナーユニット“GENES 清水忠男×金澤匠平”による「CHIGIRI−現代空間に向けた立体成形和紙のあかり」展が4月15日〜27日、リビングデザインセンターOZONEで開催された。 清水氏は製品・環境デザイナーとして室内から屋外、地域空間まで幅広くデザインの活動を行っている。金澤氏は家具・照明器具のデザインを手がけており、清水氏の千葉大学教授時代の教え子でもある。今展では、清水氏と金澤氏がともに生み出したちぎり和紙の立体成形手法による照明器具デザインが紹介された。 清水氏が過去に作った和紙の照明器具をきっかけに、和紙のほんわりとしたイメージで“雲”を作りたいと考えたことから、今回の作品作りがスタートした。金澤氏が伝統工芸の犬張子などに用いられているちぎり和紙の手法を提案し、半年ほどの試行錯誤を重ねた結果、独自の立体成形の方法を生み出した。和紙の風合いを残すのは難しかったが、柔らかな見た目と感触がリンクする仕上がりとなったという。 ![]() 幻想的な雰囲気のフロアスタンドシリーズ 清水氏の作品「Cloud series」は、フロアスタンド、ペンダントタイプ、スタンドランプの3種類。池に雲が浮いているイメージのフロアスタンドは、台座の色や光源の色を変えることにより、朝や夕方の池のシーンに変化。温かくも、クールにも演出できる。スタンドランプのrain(雨)シリーズは、当初はホテルのヘッドボードに置く照明として構想。ステンレス製の細い棒が密集する脚部が、降りしきる雨を連想させる。他シリーズと同じ形を天井からつるしたペンダントタイプは、フレームがないためふわふわと軽く、まさにイメージどおりの雲のようだ。 清水氏によると、内部空間に置かれる照明器具は、目でテクスチャーを感じるものだから、今回の作品を作るにあたっては和紙の手触りの感覚を大切にしたという。 金澤氏の「0°moon(ゼロ ディグリー ムーン)」は、真円の新月の後ろから太陽が当たっている様を表現している。高原は、月のイメージにふさわしい、静かに光るLEDを使用。この展示会のテーマ「現代空間」にもある通り、今の時代のさまざまな空間に合わせられるよう、枠の樹種にオーク、ウォルナットなどを使用して色も3種類揃えた。単体でも、オブジェのように重ねて使用しても異なった趣が生まれ、表と裏のどちらからも同じ表情なので空間デザイン的に使い勝手が良いとの評判を得ている。今後の展開の可能性として、今回の形を縦につなげた長いフロアスタンドや、天井からつるしたペンダントのバージョンなども提案した。 ![]() 金澤氏のテーブルランプ「0°moon」。床に重ねて置くとまた違った表情になる 製作を担当したDCS CORP.では、今回のような和紙の使い方は初めてだとのこと。営業開発部長の松岡 純氏は「和紙で照明器具を作った場合、均一できれいに出来上がるので遠くから見ると和紙だと分からない場合も多いが、今回は和紙そのものの素材感があって立体といった点が新しく、展開も広げられると思う。全て手作りなので、現在製作の効率化などを検討している」と話した。
(2010/05/28) |
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