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第16回マレーシア国際家具見本市開催
アジア景気回復の波に乗る

MIFF2010

MIFF2010

3つ目の会場となるツインタワー最寄のKLCCで行われたオープニングセレモニーには、ムスタパ・モハメッド・マレーシア国際貿易産業大臣(左)が出席。タン・チン・ホワットMIFF社長(右)と握手(写真 左)。オープニングセレモニーの後、会場内をツアーする(写真 右)

第16回目を迎えたマレーシア国際家具見本市(MIFF2010)は、3月2日〜6日の5日間、クアラルンプールの3つの会場、計8万u超の展示面積において開催。期間中、総来場者数2万179人、うち海外からのバイヤーは6823人を集め、2009年対比で微増となった。

昨年の2会場での開催から、新たにツインタワー最寄りのKLCC会場が追加され3会場での開催となったMIFFは、これまでの業界関係者向けの本展に加えマレーシア国内のエンドユーザーやインテリアデザイン関係者を対象にした「IDトレンド」をMECC会場において同時開催(3月3日〜7日)した。

MIFF2010

タン・チン・ホワット社長は、プレスコンファレンスでMIFF2010成功への自信を語った(写真 左)。東洋と西洋のハブとして機能するMIFF2010(写真 右)

開催初日となる2日のオープニングセレモニーには、ムスタパ・モハメッド国際貿易産業大臣(YB DATO’SRI MUSTAPA MOHAMED MINISTER OF INTERNATIONAL TRADE AND INDUSTRY)も出席して、マレーシア経済にとって主要産業のひとつである家具産業の重要イベントのスタートを祝った。

冒頭挨拶に立ったMIFFのタン・チン・ホワット社長(YBhg DATO’TAN CHIN HUAT)は、昨年のMIFF2009の売上高が7億1千万米ドルに達したと報告。これは、2008年の実績6億9千万米ドルを上回るもので、リーマンショック以降の世界的な景気後退のなかでも、MIFFにおける海外からの需要は力強く成長していることを示した。

キーノートスピーカーとして講演したムスタパ大臣は、ローコストでの家具生産を売りにするライバル各国との競争が、厳しさを増していることに触れ、マレーシア家具産業のアドバンテージは、その創造性とデザインにあるとして、出展した家具メーカーを鼓舞した。そして国内家具産業が、OEM生産からODM(オリジナル・デザイン・マニファクチャリング)、OBM(オリジナル・ブランド・マニファクチャリング)へ移行するためには、ハイテク、オートメーション化、熟練した労働者の雇用が不可欠であると訴えた。

MIFF2010

川崎敦将SH会会長は昨年に続き8人のメンバーで参加。SH会は2009年のMIFFで、500コンテナを超える買い付けをした(写真 左)。バイヤーズナイトで川崎会長も手品を披露(写真 中)。世界中のバイヤーが集まったバイヤーズナイト。歌あり踊りあり豪華景品ありのおもてなし(写真 右)

現在、マレーシア国内には、1800社を超える家具メーカーが操業しており、総生産の90%が輸出向け。昨年の輸出総額は、76億RM(リンギットマレーシア=約2078億円)で、160カ国に輸出しており、家具の輸出国として世界第10位にランクされている。ムスタパ大臣によれば、この数字は、国内工業製品の輸出総額の1.9%を占める。輸出先相手国上位は、アメリカ(28・5%)、日本(10・6%)、イギリス(7・7%)、オーストラリア(6・8%)、シンガポール(6・7%)となっている。

MIFF2010

国内でインテリアTV番組を持つEric Leong氏による「IDトレンド」のインテリアセミナー。一般入場の参加者で会場は満員(写真 左)。MIFFでは、初めてとなる台湾ホール。中国ホールも設置され、製品のバリエーションが拡がった(写真 右)

オープニングセレモニーの後、記者会見したタン・チン・ホワット社長は、マレーシア製家具が海外において、スタイリッシュなデザインと品質、そして価格競争力で注目を集めているとし、世界140カ国からバイヤーが参加するMIFFへの出展が、国内の中小家具メーカーにとって最適な商売の方法であると説明した。また、事前の来場登録や、空港でのバイヤーの受付、初日の動員などから、総来場者数は昨年の1万9075人を上回り、2万人以上の来場と期間中の売上高が7億5千万米ドル程度に達するとの期待を示した。

次回MIFF2010は、2011年3月1日〜5日に開催が予定されている。

(2010/04/02)

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