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新製品の桐箪笥「ほのか」を発表
独自の販売ルートを開拓

総桐箪笥和光

総桐箪笥和光の新製品「ほのか」

株式会社総桐箪笥和光(加島清治社長)は、東京ビッグサイトで開催された「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」大川ブースに出展し、寝具店を中心にヒット商品となっている組子を床材とした総桐のベッド「組子ベッド」を展示するとともに、呉服店での販売ルートを開拓する新商品の桐箪笥「ほのか」を発表した。

昭和55年から桐箪笥の製造を始めた総桐箪笥和光は、従来の桐箪笥の欠点でもある表面に手垢や染み、カビなどが付き易いことに着目して、独自の塗装方法を開発。水拭きもできる手入れの容易な桐箪笥を製造してきた。

特許取得済みの組子ベッドは、寝具店などの専門店からの声を聞いて開発されたことが販売好調の要因となったが、今度は本業でもある桐箪笥を商材として呉服店ルートでの販売を視野に「和楽」の製品化は進められたという。

新製品の桐箪笥「ほのか」

総桐箪笥和光の加島啓介専務によると200件ほどの呉服店を訪問して話しを聞いたところ、現在の桐箪笥と呉服店が考える桐箪笥にややすれ違う部分があることがわかった。例えば帯や帯紐、足袋などの小物の収納や折しわが付き難い浅い抽斗の要望など、これまで家具販売ルートではあまり気にしていなかったニーズに気づいたという。特に現代女性の身長が高くなったことで着物を入れる盆の奥行きが足りなくなることがあるなどの提案を基に「和楽」が開発された。

和光の新製品 桐箪笥「ほのか」

奥行410oの和服棚6段(左)、ブースでは組子ベッドとほのかを並べて展示(中)、
焼桐処理された木肌にいぶし銀の金具が映える(右)

また、ライフスタイルの多様化といった今日的なテーマにも取り組み、「抽斗5段」「盆4段」「和服棚6段」「袋戸棚」の4つのタイプの高さを揃えることで、三段重ねの自由な組み合わせができる。同じ高さにすることで部材を効率的に使用することもできてコストダウンにもつながった。

浅めの「抽斗5段」には小物整理用の仕切り板も付属。盆の奥行き370oに対し、「和服棚6段」のタイプは410oの奥行きとした。表面は薬品などを使わないバーナーで直接火をあてて焼く焼桐で、手垢を気にする必要もなく、いぶし銀の金具とのコントラストも映える。

小売価格は「袋戸棚」が11万5000円(税込み)、「和服棚6段」と「盆4段」が12万3000円(税込み)、「抽斗5段」が13万8000円(税込み)。これに天板と台輪がそれぞれ1万1000円(税込み)となる。

(2008/12/04)

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