WEB家具新聞−家具・インテリアのニュースと情報
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高いインテリア性で大人へもアピール
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ケルン国際家具見本市では、ヨーロッパを中心に85社が子供用家具を展示、この分野の充実を物語った。ドイツ一国を例にとってみても、出生率の低下傾向と反比例して子供用品市場は逆に成長を続けており、市場規模は約50億ユーロと推定されている(2006年度。0〜12歳用の子供服、靴、家具全般が対象)。 親たちがファッションや家具に敏感になればなるほど、子供部屋のインテリアに対する要求も当然高くなる。高品質でセンスのよい商品というコンセプトは欧州各社に共通している。
シュピーゲルブルクの“Lillifee”の部屋。女の子に人気。 シュピーゲルブルク社(ドイツ)では、これに加え「キャラクター路線」で付加価値を高めている。同社は児童書の出版社コッペンラートの子会社。ウサギのFelix、プリンセスのLillifeeなど本に登場する人気キャラクターを使い、ベッド、洋服ダンス、本棚、壁紙、タオル、照明器具からランドセルまで品揃えしている。 「当社のLillifeeはヨーロッパではいちばん高価な子供ブランド。ブレスレットなどは大人の女性も買っていますよ」と、マーケティング担当のディートリッヒ・マイヤー氏。大人が見てもセンスのよい製品という点は、販売戦略上重要なポイントである。
ハーバーマース社の「海賊の部屋」。全アイテムそろえると、お値段は6000ユーロとか。 HABAの商標で知られる大手ハーバーマース社(ドイツ)の商品展開も同様で、「中世の騎士」(男の子用)「仲良しのピアとミア」(女の子用)などのキャラクターが軸になっている。ただ、同社では見た目の楽しさだけでなく、老舗木工メーカーとしての社会的責任もブランド力の重要な要素と考える。製品に教育的な配慮を施していること、木を扱う企業として高い環境保護意識を持つことなどを、積極的にアピールしているのだ。「当社のポリシーに共感してくださり、子供に本当にいいものを与えたいと考える方たちが顧客層です」と、広報担当のフレデリック・マルティネス氏は胸を張る。
ドイツ在住 田中聖香 (2008/03/28) |
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