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家具新聞社 |
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匠の技と技術を発信
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![]() かの左甚五郎の出生地としてまた、“匠の郷”として知られる飛騨・高山で7月21日(土)から9月9日(日)までという44日間のロングランで「飛騨の匠」展“入神の技と心意気”とタイトルした文化イベント(飛騨の匠展実行委員会主催)が岐阜県高山市にある「飛騨・世界生活文化センター」(岐阜県ミュージアムひだ・2階企画展示室)をメイン会場に「飛騨民俗村飛騨の里」「飛騨の匠文化館」などの会場で開催される。 この展示会では近世以降「飛騨の匠」の技術を支えた大工道具を中心に展示し、残された伐木運材や建造物等の、貴重な史料から知ることのできる飛騨の匠達の足跡を総合的に調査、研究、発表を行い、飛騨の匠の優れた技術と技能を顕彰するとともに誇るべき木づくり文化を飛騨高山から広く全国へ発信する。 <展示と出品内容>(メイン会場:岐阜県ミュージアムひだ2階企画展示室) 【特別コーナー「もう一人の宿儺と飛騨の古代」】 二体の両面宿儺(りょうめんすくな)像(岐阜県博物館蔵&千光寺蔵)を展示。「宿儺は山林従事者であるとともに、建築技術者の両面を備えた杣匠(そまだくみ)の盟主であった」と考える八賀晋氏(三重大学名誉教授、高山市郷土館名誉館長)の推論に基づき、早川和子画師に新しい「もう一人の宿儺」の想像図の作画を依頼、飛騨の英雄の実態に迫る。また、発掘調査で明らかになっている飛騨国分寺・国分尼寺の復元想像図なども新たに描画し発表展示するとともに、合わせて飛騨の匠の統率者としての被葬者と位置づけられた、国府町の海具江(かいぐえ)古墳等々を紹介しながら飛騨の古代について考察する。 【伐り出される飛騨の木材】 飛騨の山樵及び木工用具(国指定重要文化財)、運材図会・管材画譜草稿、金山町に残る小筏の実物と模型(下呂市文化財)などを展示し、飛騨から木材がどのようにして運ばれたのか、その時のルートはどうであったかなどについて検証を行うとともに、材木販売で大成功を収めた飛騨出身の商人についても顕彰を行う。また、葛飾北斎の図絵にある木挽き(こびき)絵を参考に実物大模型で表現し、大鋸(おが)の実態を紹介するとともに、木馬(きんま)や地元の山口鳶(とび・高山市山口町)なども展示して往時の運材風景を考察する。 【名工の道具とワザの変遷】 飛騨の名工に使われた大工道具(一文字型墨壷等)を展示し、全国的にも極めて希少な江戸期の大工道具をはじめ、明治〜大正〜昭和にかけての大工道具の変遷を検証する。また、江戸期の寺院「垂木」とそれを支え続けてきた陰の主役である「和釘」についても実物展示、その優れものを考察する。 ▼「飛騨の匠のワザ」体験コーナー=飛騨の匠の伝承してきた「継ぎ手・仕口・千鳥格子」などを実際の縮尺サンプルで体験してもらい飛騨の匠の技術を体感。その技を少しでも知ってもらうとともに、飛騨の大工達とふれあってもらう。 <日時:会期中の「日曜日」、場所:飛騨の匠展メイン会場内> 【歴史に名を刻んだ名家一門】 室町時代から昭和初期までに活躍した著名な飛騨の匠について展示を行い、その功績を知ってもらうともに、系図を作り、飛騨の匠を顕彰する。また、飛騨の匠が造った建造物(飛騨、岐阜県内、全国)や伝承についての展示、江戸時代に守(かみ)の称号を得た大工の儀式や作法についての検証も行う。 <顕彰予定大工>:飛騨の匠の祖/藤原宗安。松田太右衛門家一門、廣田良親、東雲・小笠原・笠原家一門、水間相模家一門、谷口権守家一門、森本大和守家一門、村山陸奥守家一門、坂下甚吉家一門、石田家一門、土村家一門、蜂屋理八家(蜂屋理八は協賛会場/古川町飛騨の匠文化館にて)など。 <同時開催イベント> 【2007飛騨・高山暮らしと家具の祭典】
(2007/07/05) |
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