![]() |
||
挑戦する若手デザイナー 川野 博 氏
|
|||
「ケルン国際家具見本市2007」の1ホールは、「デザインタレント」と呼ばれる会場で、若手デザイナーを集め、3つのコーナーで構成されている。その中のひとつ「inspired by cologne」は若手デザイナーのコンペティション作品の展示となっている。このコンペは世界各国から475の応募があり、うち選ばれた34の作品が展示される。そのなかに日本人デザイナー川野博さんがいた。 川野さんはもともと営業の仕事をしていたが、多摩美術大学に入学しデザインを学ぶとともに、デザイナーとしての活動も開始した。北欧のデザインのディテールの美しさと、デザインに対する厳しさに惹かれ、スウェーデンのデザイナーに会いに行くうちにデザイナーたちとのネットワークも広がった。今回の出展は、ロンドンの展示会に作品を出品した際、今回の審査員に声を掛けられ出展することに。 出展した照明「bloom」は笠の部分の素材の柔らかさによる美しい曲線に来場者の注目が集まった。この素材は試行錯誤の末、建築用の断熱材を使用したもの。会期中にヨーロッパの大手メーカーから問合せがあり、製品化に向け話を進めている。 「こうやって出る事によって、このホールに集まった各国の若手デザイナーとも知り合いました。みんな自分の会社をつくろうとがんばっています。夜は、一緒に飲んで、デザインに限らずいろんな話をして、体験することで、得ることがすごくあります。」と話す川野さん。 川野さんは2月にストックホルム家具見本市に招待され、スウェーデンのテキスタイルのデザイナーとのコラボで新作の照明器具を出展した。この照明器具も好評で、現地の建築/デザイン誌「RUM」に記事が掲載された。5月からはスウェーデンのデザイン事務所で働くことが決まっており、5年以内にヨーロッパでの会社設立を目指している。 |
![]() ケルンの会場で説明する川野さん(左) ![]() ![]() 照明「bloom」の笠の部分は自由に動かせる ![]() ストックホルムに出品したフロアランプ 「baby diamond」 |
||
![]() ストックホルムのブースに展示されたフロアランプ「baby diamond」とペンダントランプ「viola」 |
|||
|
|||
| Copyright (C) 2004-2006 家具新聞の「Kagu News」 All Rights Reserved | |||