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MIFF2007に世界のバイヤーが集結
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マレーシアの首都クアラルンプールで3月6日(火)から10日(土)までの5日間、「2007マレーシア国際家具見本市(MIFF2007)」(MIFF Sdn Bhd主催)が開催され、世界各国からインターナショナルバイヤーが結集し今回から3会場に拡大した各パビリオンで連日活発な商談を展開した。 MIFF2007は従来の「プトラワールド・トレード・センター(PWTC)」と「クアラルンプール・コンベンション・センター(KLCC)」に新会場の「MATRADEエキジビション&コンベンション・センター(MECC)」を加えた3会場での開催となり各会場間をシャトルでピストン送迎した。展示会場拡大と出品者の増加が比例的にビジターの増加につながり来場者は前回実績を大きく上回ったものとみられている。 アジア地域で開催する他の国際家具見本市に比べMIFFは明らかに数多くの国からビジターが参加しており文字通りの“インターナショナル・トレード・フェア”の内容を誇っている。東西南北にまたがる各国のビジネスパーソンがクアラルンプールに集うというロケーションを活かした“ハブ”機能が国際的に有力な家具見本市としての地位を確立している。 MIFF2007来場者の内訳で特徴的なことは、第1に中東地域国からの来場が際立って多かったことと近年めざましい経済発展を続けているインドからのビジターが目立ったことが上げられる。その他中国、韓国、U・S、オーストラリア、日本、ドイツ、イタリア、UKなどからのバイヤーが目に付き、タンザニア、アルジェリア、メキシコ、ムンバイ、セネガル、トルコ、スリランカなど他の展示会ではあまりなじみのない国からもバイヤーが足を運んでいるのもMIFFの大きな特徴。 展示商品をみるとメイン会場のPWTCに展示した商品の中にはゼブラウッドやローズウッド、チークなど高級材のツキ板や天然木ソリッド材使用の製品など一段とグレードアップした商品が目立った。これらグレードアップ商品を展示したメーカーでは中東諸国やインド、U・S、オーストラリアなどに積極的に輸出したいとする声が多かった。その大きな理由は第一にメーカープロパー商品をそのままバイイングするからであり、OEM受注を敬遠するメーカーにはとくに人気がある。また、仕入れコストに関しても必要以上に厳しい価格を要求するケースが少ないのが好感されている。 第2会場の「KLCC」にはPWTC会場に比べてOEM受注に積極的なメーカーが多く出品していた。グレード的にはボリュームゾーンからミドルベターゾーンクラスの商品が中心だった。OEM受注の相手先ではやはり日本のバイヤーからが多く、販売店だけでなく問屋、メーカーとのジョインベンチャーやコラボレーションに意欲的なメーカーも散見された。 |
![]() プランテーション産業大臣も出席して華やかにオープニングセレモニー開催 ![]() 世界各国からインターナショナルバイヤーが集結 ![]() 会期初日朝から出品各ブースでは活発な商談を展開 ![]() 日本市場向けの製品を展示したブースも |
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マレーシアの家具産業はローコストのエンドレス素材として知られたラバーウッド(ゴムの木)を有効活用して“低価格”を武器に先発の台湾やタイに追いつき追い越す勢いでこの10年余の間にアジアの有力家具産出国に成長してきた。しかし“世界の工場・中国”の台頭によって世界の家具産業界の構図が一変した。マレーシアの家具メーカーも例外ではなくグレードアップしたオリジナリティー豊かな家具の開発によって低コストを武器にした中国製品との厳しい競合回避を迫られている。 今回のMIFF2007ではとくにそうしたマレーシア家具産業を取り巻く厳しい客観状況からの脱出を企図した製品をみることができた。優れた品質やオリジナリティーに富んだデザイン開発コンセプトを鮮明に打ち出した商品群がそれで価格競争を回避しつつ個性派ユーザー層にフォーカスした新製品開発が顕著だった。インターナショナルバイヤーが集結する“ハブ”であると同時にハイエンド商品を含めてホームユースからコントラクトユース商品までバラエティーにとんだ家具の集結という商品面での“ハブ”機能も有する国際家具展示会としてのMIFFの色彩を今後も強めていくことになる。
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