![]() |
||
3回目の出展はペーター・マリー氏とのコラボレーション
|
|||
3回目の出展となったカンディハウスは、デザイナー 各国の記者を集めた会見でペーター氏は日本と今回のtosaiについて、次のように話した。 「日本に対する興味を昔から持っていました。大学時代に日本の文学をたくさん読み、そこに描かれる何も無い空間の美学に惹かれていました。どんどん削っていく、ミニマムにしていく美学です。一方ドイツにはバウハウスのデザインの伝統があり、私の根っこはバウハウスにあると思っています。この日本の伝統である美学とバウハウスの伝統を結び付けたいとずっと思っており、それが今回のtosaiという家具の形に結実しました」 「カンディハウスの材木倉庫を見て、何年間も保存して、木が湿気を含まない乾いた状態になるまで保存する。その品質が非常に素晴らしいと感じました。木を扱う職人さんの能力も優れていて、彼らは木を見て、触って読むことができ、これがとても素晴らしい。専門知識も豊富であると同時に勤勉でもあります。ある時は徹夜でひとつの椅子を仕上げました。全面的に職人さんを信頼していますので、これからもぜひ続けていきたいです」 また、カンディハウスの渡辺社長にペーター・マリー氏とのコラボレーションとデザインについて話をうかがった。 「我々が持っている日本の文化なり日本のモノづくりなり、日本の精神性を表現するためには日本人のデザイナーよりもペーター・マリーの方が適していると思った。日本に浸っていると分からない事が、むしろ客観的に見ることのできる人のほうが良く分かる」 「ペーターがブースのデザインをするのは、空間をトータルで考えた中での家具という位置づけをしているからで、家具単体のデザインではない。家具単体でデザインすると往々にしてやり過ぎてしまう。家具は家具ひとつでは存在せず、インテリアのひとつのエレメントとして存在するので、控えめでないとトータルでうるさくなってしまう。ペーターはまさにできるだけ虚飾を排してできるだけ簡素に、実にシンプルで幾何学的なラインで構成する。椅子ひとつだけ見ると足りない感じがするかもしれないが、トータルで見た時に心地良い空間を演出する。我々も開発にあたって当事者としてカタチを造ったが、置いてみて、さらにああ良いなぁと思えるほど、空間を意識してデザインしている訳です」 両者の自信のコラボレーションは好評で、カンディハウスのブースは会期中5,500人(昨年は4,600人)の来場者を集め、ヨーロッパの既存小売店のバイヤーに加え、新規取引先との商談も活発に行われた。新シリーズ「tosai」は今後、日本では5月に販売を開始し、7月にはアメリカでの販売を予定している。 |
![]() ![]() 各国の記者に取材を受けるペーター・マリー氏 ![]() ブースデザインもペーター・マリー氏による ![]() 多くの来場者を集めたカンディハウス ![]() tosai トーザイ |
||
![]() ペーター・マリー氏デザインのtozaiシリーズ
|
|||
| Copyright (C) 2004-2006 家具新聞の「Kagu News」 All Rights Reserved | |||