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技術と品質の「finezza」と、デザインとコンセプトの「カリモク60」の
2ブランドを出展し好評

ケルン国際見本市2007 カリモク

3回目の出展となったカリモクでは、出展アイテム選びに社内で検討を重ねた。過去2回の出展では「finezza」を出展し、ブランド名の認知が広がっていたため、当初は「finezza」のみでブースを埋める予定だった。ところがコンランショップのバイヤーの依頼で、クリスマス前のイベントとしてパリとニューヨークのコンランショップに「カリモク60」を展示したところ好評となり、日本から送った数十セットがすべて売切れてしまった。

コンランショップでの成功をもとに、「カリモク60」のケルンへの出展の声があがった。「finezza」との単価の違いが大きく、メーカーとしてのブランディング戦略として疑問視する意見もあったが、本当にヨーロッパで通用するのか実際に接客し検証するために、「finezza」と「カリモク60」の2ブランドを出品することとした。


ケルンに3回目の出展となったカリモク
3回目の出展となるカリモクは「finezza」と「カリモク60」の2ブランドを出品




finezza

カリモクのfinezza

■グッドデザイン賞受賞、IFFTアワード最優秀製品に選ばれるなど国内で高い評価を得ている同シリーズは、欧州向け特別仕様製品として、デコラティブをアピールする新たな木部の塗装色と張り地を追加した。
■同シリーズのコンセプトでもあるオーガニックな曲線を出す技術はヨーロッパでも至難の業で、技術的に評価が高く、家具職人のマイスター制度の学生などからもすごいとの声が上がっていた。
■展示現品のほぼ全てがデンマークでの展示が決定した。取引先となる「DANMARKS JAPANSKE HAVE社(DJH社)」のミケル・ニルセン社長に話を聞いた。

ミケル・ニルセン社長「日本を中心とした輸入品を扱うショップを経営しています。「finezza」は展示会場を見渡してもこれほど良い家具は無い。デザインに優れていて作りも素晴らしい。もともと建築のデベロッパーで、設計事務所との仲介をしており、タイアップしてプロジェクトで商品を扱っていきたい。デンマークだけではなくヨーロッパの一部にも販売していく予定です。高級品で値段は高いが必ず市場はあります。」

■ケルンでの好評を受け、今年4月に開催されるミラノサローネにDJH社とのコラボレーション企画として、Finezzaコレクションを出品する事が決定した。また、ロシアのショップでの展示も決まった。

カリモクのfinezza

カリモク60

カリモク60

■「カリモク60」は日本ではブランド化されており、若い世代からは「かわいい」「かっこいい」との声が、団塊世代には「懐かしいな」という反応がある。ケルンでもまったく同じ反応で、若い人は「かわいい かわいい」と言って座り、上の世代になるとノスタルジックという言葉を使って「カリモク60」に興味を示していた。
■来場者は「カリモク60」のデザインに惹きつけられ、そのコンセプトの説明に高く評価をし、さらに価格を提示すると「安い」と、このような3段階の反応を示していた。
■今回の見本市では、地元ドイツのテレビ局(RTL)の注文を受け、同局の若者向けドラマに「カリモク60」が登場することが決まった。現在撮影進行中で、放送は2008年より開始される。また、イギリス、オランダ、ドイツの各ショップとの商談も進行中である。

カリモク60
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