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2005 上半期 2005 下半期 |
『コトブキ60』を発売
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オフィス家具など業務用家具メーカーのコトブキ(東京・千代田区)はコントラクト(業務用)ユースの家具としてロビーや会館、劇場やスタジアムなどで使用されてきたロングセラーの椅子と、1960年代から生産され、一時製造を中止していた製品を復刻し、ラインナップに加え『コトブキ60(ことぶきろくまる)』として新たなブランドを立上げ、全国のインテリアショップ、家具店等で販売を開始した。 今回発売となるのは、1958年から1974年にかけて開発されたFRP(Fiberg1ass Reinforced P1astics)製の椅子3種とセンターテーブル1種の計4アイテム。当時、FRPの製造技術がアメリカから日本に紹介されると、その耐久性や耐熱性、軽量性などの優れた特性に加え、これまでの成形合板では不可能だった3次曲面を可能にする新素材として丹下健三、剣持勇、柳宗理など日本を代表する建築家、デザイナーによって多種多様な製品が生み出された。 初の量産化に成功した椅子が、スタジアムチェアで、1960年代には東京オリンピックの競技場、スタジアムや新幹線のホームなどに数多く導入され、現在でも駅のホームでは見かけることがあるロングライフ製品である。また、剣持勇デザインのバンクチェアは銀行の待ち合い席や劇場のロビーなどで愛用され、日本各地で公共空間の顔として長く使われることとなった。 コトブキでは、このFRPの椅子を第1弾商品とし、「60 VISION(ろくまるびじょん)」に参加。自社のデザイン資産を改めて見直し、これまでの開発商品群の中から現代でもなお色褪せることのない優れたデザインの商品を選定し、新たな息吹を吹き込む。同時に、流行やブームで終わることのない長く、丁寧に販売するための新たなマーケットを開拓。『コトブキ60』を通して開発当時のものづくりへの思いやこだわりを込めて「コトブキ ブランド」の価値をさらに高めていく。 |
![]() スタジアムチェア ![]() バンクチェア(レザーブラック) <剣持勇デザイン> |
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※FRPとはFiberglass reinforced Plasticsの略で、ガラス繊維強化プラスチックを意味し、熱硬化性樹脂とガラス繊維の組み合わせによる複合材料、耐熱性、耐薬性、耐候性が良いという長所がある。
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